9月のハートフルセラピー

  

2021.09.20 徳島新聞掲載


精神障害者保健福祉手帳(1)

 
精神障害者保健福祉手帳は、一定程度の精神障害の状態にあることを認定するものです。精神障害者の自立と社会参加の促進を図るため、手帳を持っている方々には、様々な支援策が講じられています。 また、各方面のご協力により、手帳所持者への支援がますます広がっていくことを願っています。

何らかの精神障害(てんかん、発達障害などを含みます)により、長期にわたり日常生活又は社会生活への制約がある方を対象としています。対象となるのは全ての精神障害で、次のようなものが含まれます。
 ●統合失調症
 ●うつ病、そううつ病などの気分障害
 ●てんかん
 ●薬物依存症
 ●高次脳機能障害
 ●発達障害(自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等)
 ●そのほかの精神疾患(ストレス関連障害等)
ただし、知的障害があり、上記の精神障害がない方については、療育手帳制度があるため、手帳の対象とはなりません。(発達障害と知的障害を両方有する場合は、両方の手帳を受けることができます。)
また、手帳を受けるためには、その精神障害による初診日から6か月以上経過していることが必要になります。
 

 
精神障害者保健福祉手帳の等級は、1級から3級まであります。
 
1級・・・精神障害であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
 
2級・・・精神障害であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
 
3級・・・精神障害であって、日常生活若しくは社会生活が制限を受けるか、又は日常生活若しくは社会生活に制限を加えることを必要とする程度のもの
 

精神障害者保健福祉手帳を持っていると、次のようなサービスが受けられます。  

 公共料金等の割引
 ●NHK受信料の減免
税金の控除・減免
 ●所得税、住民税の控除
 ●相続税の控除
 ●自動車税・自動車取得税の軽減(手帳1級の方)
その他
 ●生活福祉資金の貸付
 ●手帳所持者を事業者が雇用した際の、
  障害者雇用率へのカウント
 ●障害者職場適応訓練の実施
 
自立支援医療(精神通院医療)による医療費助成や、障害者総合支援法による障害福祉サービスは、精神障害者であれば手帳の有無にかかわらず受けられます。

 ●鉄道、バス、タクシー等の運賃割引
 ●携帯電話料金の割引
 ●上下水道料金の割引
 ●心身障害者医療費助成
 ●公共施設の入場料等の割引
手当の支給など
 ●福祉手当
 ●通所交通費の助成
 ●軽自動車税の減免
その他
 ●公営住宅の優先入居

 

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