8月のハートフルセラピー

  

2021.08.16 徳島新聞掲載


no2. こころの病気と上手につきあうために 

 
こころの病気について知っていることは、あなた自身や、あなたの身近な人が心配なときなどに役立ちます。こころの病気になるときは、多くの場合、少しずつ病気のサインが出ているものです。こころの病気の初期サインを知り、サインが出ていることに気がついたら、早めに専門家に相談するようにしましょう。

こころの病気になったときにどうすればいいのか、薬を飲み忘れないコツなどを紹介しています。
 

 
こころの病気は、治療にある程度の期間が必要な場合も少なくありません。一概に、どれくらいで回復できるかはいえませんが、早めに治療するほど、重症化や慢性化を防ぐことができます。
こころの病気の中には、再発しやすいものがあります。再発を防ぐためには、薬物治療や精神療法を続けることが必要になります。病気の状態について主治医と相談し、その指示に従うようにしましょう。
 

 こころの病気にかかると、誰でも焦る気持ちがでてくるものです。以前の生活に早く戻りたいと考えたり、他の人の視線が気になったりして、余計に焦ってしまうこともあるようです。少し調子の良い日に頑張りすぎてしまう、治ったように感じて薬を中断するなど、自己判断して行動したくなることもあるかもしれません。
ただし、焦って無理をすると、回復が遅れてしまいます。こころの病気は誰でもかかりうるものであり、多くの場合には、きちんと治療を受けることで回復するものです。早く治すというよりも、じっくり治すという気持ちを持つように心がけましょう。
 

 こころの病気では、薬を忘れないように飲むことがとても大切です。薬によっては、集中力が低下する、眠くなるといった副作用が出ることがあります。もし副作用がつらいときは、主治医に相談してください。
また、薬を飲むつもりでも、ついうっかり飲み忘れてしまうことがあるかもしれません。飲み忘れを防止するには、たとえば手帳やカレンダーに、飲んだ印をつけるのもひとつの方法です。1週間分の薬が入る仕切りのあるプラスチックケースに入れて、曜日ごとに仕分けしたり、朝昼夜などの印をつけておくのもよいでしょう。最近では、携帯電話のアラーム機能を使って、薬を飲む時間にアラームが鳴るようにセットしている人もいます。
自分にあった工夫をして、薬の飲み忘れを防いでください。

 

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