7月のハートフルセラピー

  

2021.07.22 徳島新聞掲載


no1. こころの病気と上手につきあうために

 
こころの病気について知っていることは、あなた自身や、あなたの身近な人が心配なときなどに役立ちます。こころの病気になるときは、多くの場合、少しずつ病気のサインが出ているものです。こころの病気の初期サインを知り、サインが出ていることに気がついたら、早めに専門家に相談するようにしましょう。

誰にでもある軽い不調からこころの病気が始まることがあります。早めに気づくために、こころの病気のサインを紹介します。
 

こころの病気は誰にでも起こるものです。こころの不調やストレス症状が長く続いたり、日常生活に支障が出ている場合は、早めに、専門機関に相談することをお勧めします。
 
次のような気になる症状が続くときは、
専門機関に相談しましょう。
 
●気分が沈む、憂うつ
●何をするのにも元気が出ない
●イライラする、怒りっぽい
●理由もないのに、不安な気持ちになる
●気持ちが落ち着かない
●胸がどきどきする、息苦しい
●何度も確かめないと気がすまない
●周りに誰もいないのに、人の声が聞こえてくる
●誰かが自分の悪口を言っている
●何も食べたくない、食事がおいしくない
●なかなか寝つけない、熟睡できない
夜中に何度も目が覚める
 

こころの病気は自分では気づきにくい場合もあります。また、自分で不調に気づいてはいても、こころの病気だと思っていない場合もあります。
その人らしくない行動が続いたり、生活面での支障が出ている場合は、早めに専門機関に相談するよう勧めてください。
 
以前と異なる状態が続く場合は、
体調などについて聞いてみましょう
 
●服装が乱れてきた
●急にやせた、太った
●感情の変化が激しくなった
●表情が暗くなった
●一人になりたがる
●不満、トラブルが増えた
●独り言が増えた
●他人の視線を気にするようになった
●遅刻や休みが増えた
●ぼんやりしていることが多い
●ミスや物忘れが多い
体に不自然な傷がある
 

こころの病気にも様々な種類があります。うつ病、統合失調症、パニック障害、依存症、発達障害など様々な種類があり、同じ病名であっても、人によって症状は異なります。本人が気づきやすいものから、周囲の人が気づきやすいものもあるでしょう。
回復に向けても、薬が効果的な場合、カウンセリングや心理療法が効果的な場合など様々です。気になる症状が続くとき、生活に支障が出たり、つらい状態が長引く場合は、自己判断せずに、周囲の人や専門機関に相談することが大切です。最寄りの病院やかかりつけの医師に相談してみるのもよいでしょう。
 

こころの病気について、医療機関を受診したいと思っても、どのように受診すればいいのか戸惑うかもしれません。そんなときは、保健所・保健センター、精神保健福祉センターに相談することができます。
また、こころの病気を診る医療機関には、精神科、精神神経科、心療内科などの診療科名が使用されています。各科によって専門に診る病気が異なる場合もありますので、詳細は電話等で受診前に問い合わせるのがよいでしょう。
 

自分のこころの状態をうまく伝えるのはなかなか難しいものです。整理して話すことがあまり得意でない場合には、伝えたいことを事前に紙に書いておくといった工夫が役立つかもしれません。医療機関のスタッフに話を聞いてもらい、主治医に伝えるべきことを整理してから伝えるという方法もあります。

 

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